「It’s Only a Paper Moon」
ねぇきみ、これはボール紙で作った海を
渡っていく紙の月には違いないけど
でも僕を信じてくれたら
子供の遊びにはならないさ
確かにモスリンの木の上にかかった
キャンパス地に描いた空には違いないけど
でもきみが僕を信じてくれたら
真似ごとじゃなくなるんだ
きみの愛が無ければ田舎町のパレードみたいだし
きみの愛が無ければゲーム場の安っぽい音楽と変わらないよ
それはバーナムとベイリィのサーカスみたいなものだし
何もかもインチキ臭いのは確かだよ
でも僕を信じてくれさえすれば
これは絵空事ってわけじゃないんだ
’32年の「The great Magoo」というお芝居の為に書かれた曲で、最初は「If you believe in me」という題名でした。
ただ、このお芝居が1週間ほどで終わってしまったので、題名を変えて’33年の映画「Take a chance」に使ったそうです。
リサイクル?リユース?
その後、ご存知、ナット・キング・コールが歌って大ヒット
めでたし、めでたし。
ちょっと三枚目っぽい歌詞に加え、ナットのヒットで男性ヴォーカルの印象が強いのですが、敢えての女性ヴォーカルで挑戦。
色んな表現を使って歌ってみましょう。
・ ナタリー・コール