「Embraceable You」
僕を抱きしめて、
ぎゅっと抱きしめたくなる僕の恋人
僕を抱きしめて、
何ものにも代えがたい君
君を一目見ただけで、僕の心は酔ってしまった
君だけが僕の自制心を追い払ってしまうんだ
君の魅力の全てが好きだ
何よりも腕を回して君を抱きしめるのが好き
ベィビィはパパの言うことをきいて
おいで、パパのところへおいで、ほら
抱きしめたい僕の恋人
私を抱いて、
ぎゅっと抱きしめたくなるあなた
私を抱いて、
何ものにも代えがたい私の恋人
あなたの腕の中にいると、
恋ってなんて快いものなの
あまり上品なことをしているとは言えないけど
そんなこといいわ
さぁ、愛を称えましょう
もう、どうなったっていいわ
私の愛は、あなたが何度もアンコールするほどよ
パパはいい子にしてベィビィのところへ来るものよ
ベィビィのところに来て、ほら
抱きしめたい私の恋人、あなた
ジャズのスタンダードと呼ばれる曲は、元々ミュージカルで使われていたものが多いので、歌詞が男性パートと女性パートに分かれているものが少なくありません。
この曲も1番が男性、2番が女性の歌詞になっています。
’30年のミュージカル「Girl crazy」に挿入され、この時の伴奏がレッド・ニコルズの楽団で、無名時代のベニー・グッドマン、グレン・ミラー、ジミー・ドースィなどなど・・・が集っていたそうです。
後に自己のバンドで活躍する、すごい面々
聴いてみたかった
ハリウッドの女性歌手のオーディション曲にもなっていたそうです。
シンプルなメロディにシンプルな歌詞。
簡単そうに聴こえるけれど、実はとっても難しい曲。
上手下手がくっきりと分かれるので、点数を付けやすかったのでしょうか