ちょっと月日が経ってしまいましたが、今年お初のお茶会で「円山庵」に行ってきました。
(ピロリねたで、すっかり後回しです)
1920年に建築された茶室を戦後に移築して、1981年に開館されたものです。
入り口から玄関までのアプローチも素敵だし、池は凍ってしまっていたけれども茶室から眺めるお庭もとっても素敵
呉羽山の中腹にあるので、反対側には富山平野が見渡せて贅沢な気分です。
お茶室に入る前の待合で、お香煎を出すお役目を仰せつかった私。
お香煎は、「桜」
桜の花を塩漬けにしたもので、お湯を入れるとぱぁっと広がってとっても綺麗。
水屋と部屋を何回か行ったり来たりして人数分を出すのですが、昔々の建物なので、とにかく寒い
おまけに立て付けが悪いので途中何度も戸が開かなくなったり
お茶室に入る前の心静かに待つ場所のはずが・・・
おほほ。
お茶室に入ったらバトンタッチ
先生が点てて下さって、お運びは先輩の生徒さん。
主菓子は紅白の餡に栗が入っていて、キレイで美味しくておめでたい
さっすが先生のお目立てです。
一服目はお濃茶。
うぅぅ・・・、何度飲んでも慣れませんな。
口の中はもちろんのこと、周りも緑色
(牛乳を飲んだときの白いひげの部分が緑色みたいな感じ)
お干菓子は私が選ばせて頂いた、五郎丸本舗の「T5」。
例の「世界にも通用する究極のお土産」で、9つの中に入ったものです。
Toneと、Tasteが5つあるから、「T5」。
砺波にあるお店なのですが、富山大和にも卸しているのでそちらに問い合わせたところ、
「人気の商品なのですぐに無くなりました。今度はいつ入ってくるか分かりません。」と。
ほんじゃ、ネットで注文だ。と、HPを覗いたところ、2週間前にご注文下さいとのこと。
大ヒット
ではありませんか。
素晴らしい~。
ふわふわの綿に包まれて大切に届けられました
皆さんにも喜んでもらえて、良かった。ほっ。
二服目はお薄茶。
さっきのお濃茶の余韻がまだ口の中に残っていて苦い・・・。
お茶席が終わった後、懐石弁当を頂きました。
懐石専門でケータリングもして下さる「万惣」さん。
一口に懐石と言っても流儀毎にちょこちょこ違いがあるので、結構な勉強をされたとのことです。
細かいところで箸も違うし、お料理なども違うのだとか。
へぇー。です。
いかにも日本人らしいと言うか・・・。
冷たいものは冷たいうちに、温かいものは温かいうちに、順番や食べるペースに配慮しながらの最高のおもてなしです。
目で楽しんで、口で味わって、贅沢なひとときを過ごしました。
ご馳走さまでした
先生から〆のご挨拶。
「皆さん、今日はお疲れ様でした。これで本日のお茶会は終了します。
お時間のある方は、この後、コーヒーで一服しましょう。」
「・・・」
お腹いっぱいと言うか、水分でぼちゃぼちゃなんですけど。
ま、入れれば入りますが・・・。
油ちゃんが、お茶菓子に話題のマカロンを用意してきて下さいました。
「ムッシュ・ジー」
http://tabelog.com/toyama/A1601/A160101/16006819/
腹いっぱいだったはずですが・・・
別腹ってやつですかね
去年の11月にオープンして、最近色んなメディアに取り上げられて、すっかり人気のお店になって売り切れ御免なんだそうです。
味はもちろんのこと、色がキレイ。
ご馳走さまでした~
何だかブログ書いてるだけで、腹いっぱいになってきた感じがしまっす
ピロリが除去されてから、心なしか小食になったような気が・・・。
今まで居たものが居なくなって、胃も戸惑っているのかも。
あ、またピロリねたになってしまった