小曽根真さんのコンサートに行って来ました。
高岡だったので余裕をみて出かけたら早目に到着し、座席でワクワク、ソワソワ
しばらくして・・・
お隣にJazz聴いたことがあるのかなぁ(人は見かけによらないけど)という様なおじいちゃんが着席。
予ベルが鳴り、
おじいちゃんの携帯も鳴り・・・
「はい。もしもし。」
えー
ここで出るのですか
「今、着いた。うん、うん。分かった。」
おもむろに携帯をそのまま鞄へ・・・。
いやいや、電源を切ろうよ。
「おじさん、携帯は切ってね。」
なんだか心配な出だしになりました
気を取り直して・・・
客席の一番後ろのドアから登場した小曽根さん。
予想外の展開に盛り上がる会場
MC無しですぐにピアノと向き合い、
第一音・・・
綺麗
このホールってこんなに音がいいんだ
すごーい。
キャパも多くないし、私も使ってみたい・・・
などと考えながら、音響無しの生の音と小曽根ワールドを堪能しておりました。
「ぐー・・・。」
えっ、これってもしかして・・・
隣のおじいちゃん、うたた寝。
マジですか
仕方なく、ゆさゆさして起こして差し上げました。
その後は軽快な曲が続いたので楽しそうに聴いておられましたが、スローな曲調になった時にはまた寝るのではないかとひやひやしてました。
おしゃべりも上手な小曽根さん。
ピアノを始めたきっかけなどなど面白可笑しく話されて、どんどん会場が引き込まれていきます。
そのお話の中で、素晴らしい音の訳が納得。
ピアノでした
あ、
もちろん演奏者が素晴らしいのもあるのですが。
小曽根さんがリクエストして運び込まれた
¥19,000,000(税抜)
キラキラして、上品な音。
ペダルの余韻が何とも・・・
吸い込まれそうな感じ
「どうしてもこのピアノが欲しくて、ついに購入し、78歳まではどうしてもピアノを弾き続けなければならなくなりました。」
25年ローン?
えー、世界の小曽根がそんなことはないでしょ。
さらっと冗談が出てくるところが関西人ですね。
演奏もおしゃべりも楽しくて、幸せなひとときを過ごしました。
欲を言えば、もう1,2曲スタンダードがあったら嬉しかったなと。
ついでに言えば、お隣は違う人が良かったなと。
ソロピアノもいいけど、ビッグバンドも聞きたい。
http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/makoto-ozone/
↑ コレ行きたい
行けない。
うぅぅ・・・