少し前からお濃茶のお稽古をしています。
(お薄茶からステップアップ)
先日出されたお菓子「落とし文」。
今の季節ものです。
人目をはばかる手紙や恋文を直接渡したい人に渡さず、近くに落とす置手紙のことを言うのだとか。
何て風流な・・・
同じ名前のオシブミトシブミという昆虫が、葉に卵を産み、その葉で包んで地面に落とし、それが幼虫を天敵から守るゆりかごになり、エサになり・・・
という経緯からこのお菓子ができたそう。
*葉っぱの上に乗っている白いの、昆虫の卵を食べる文化が無い日本ですから、「露」に例えられることもあるそうです。
お菓子で季節を感じ、
素敵な云われを学んで・・・
茶道はやっぱり奥が深いです